続)椅子選びで気をつけたいポイント


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前回のブログでは

椅子を選ぶ時に大切な事として先ず

その1 身体的な特徴
その2 デスクワークの内容(職種)

を考慮しつつ以下のポイント「7つ」を
チェックする流れをおすすめしました。

1:チェア全体の生地(硬さや通気性)

2:座面の高さと深さ(奥行き)

3:腰へのサポート機能

4:ロッキング機能

5:背もたれのサイズ

6:アームレスト

7:付加価値(デザイン性や品質)

今回は、7つのチェックポイント
それぞれについて・・

どんな点に気をつけるべきか
何を避け何を選ぶかなどなどを具体的にお話しします。

先ず・・

1のチェアの生地に関して

意外とこだわらない部分かもしれませんが
長く付き合う事を考えると生地の違いによる
影響がじわじわきたりしますので、それぞれの
特徴を把握しておきましょう♪

大きく分けてチェアの生地部分の素材は

1:皮革(本皮)
2:ファブリック(布地・織物)
3:PVCレザー(ポリエステル系の合成皮革)
4:PUレザー(ポリウレタン系の合成皮革)
5:メッシュ(メーカーにより素材が異なる)の5つに分けられます。

それぞれの特徴として

1の皮革は座り心地の良さで知られていますが
手づくりの工程が多く価格にも反映する為に
一般のオフィスチェアにはあまり使われていません。

2のファブリックはスタンダードに使用されていて
カラーバリエーションも多い。

3のPVCレザーは合成皮革やビニールレザーを表して
特徴として手入れが簡単なことが上げられます。

4のPUレザーは同じく合成皮革ですが通気性がよく
肌触り感も本皮と間違えるほどの質感があります。

5のメッシュ素材はメーカーによって呼び名は
違います。例えばアーロンチェアならペリクルメッシュ
エルゴヒューマンならエラストメリックメッシュ
などと呼ばれそれぞれ織り方がちがいますが
特徴としては通気性がよく熱がこもりにくい
事と弾力性に優れていて負荷を分散させてくれる
良さもあります。

素材に関しての評価は好みで別れる部分もありますが
人気(シェア)の高さでは・・

4(PUレザー)か5のメッシュ素材が選ばれているようです

PUレザーの持つデザイン性や手入れのしやすさや
メッシュ生地の通気性や弾力性の良さなどが
選ばれる理由かもしれません。

時々・・

メッシュ素材は通気性が良い反面、寒さを
感じる方もいらっしゃいますが、着衣で充分カバー
できますし、何より腰と背中の負担が軽くなるのが魅力です。

つぎに・・

2の座面の高さと奥行き(深さ)について

まず座面(座る部分)の奥行きについては

浅すぎず深すぎずが基本です。
浅すぎた場合は脚が疲れますし
深すぎた場合は太ももに負担がかかり
むくみの原因にもなります。

深く腰掛けた状態で
ヒザを90度くらいに曲げ
太ももの裏に圧迫感を感じない
ヒザの裏と座面との距離が近すぎず
遠すぎない事が大切です。

座面の深さは40㎝~50㎝前後まで
ありますので、購入時にカタログなどに
表記されているスペックなどで確認してください。

 

 

椅子に座る人

 

※座面の高さについては良いとされる
データーがありますので体型別サイズの
出し方を次の機会にお届けします。

3:腰へのサポート機能について

これはズバリ「腰痛対策と予防」が関係して
きますので、高機能のランバーサポート付き
がおすすめです。

4:ロッキング機能について

ロッキングには「背ロッキング」・「背・座ロッキング」
「シンクロロッキング」があります。

背ロッキングは背面だけが倒れるタイプ、
背・座ロッキングは背面と座面ともに倒れるタイプ
シンクロロッキングは背面と座面がそれぞれ独立して
倒れる高機能タイプです。

おすすめは背・座ロッキングまたはシンクロロッキング

※椅子の倒れる角度が段階調整可能
※ロッキング(揺れ)の硬さ調節

などなど・・・

仕事のオンオフで体勢が変えやすいものが理想なので
予算に合わせて多機能なチェアを選んでください

※ワーキングチェアなので完全に倒れる
リクライニングタイプは選択肢には入れていません。

5:背もたれのサイズについて

チェアの背もたれはローバック(低)と
ハイバック(高)その中間サイズにヘッドレス付き
タイプのものがありますが・・

背もたれは長身者や大柄な人でなくても
大きめサイズがおすすめです。

ハイバックやヘッドレス付きに関わらず
目安としては肩甲骨の高さ以上あるのが
良いとされています。

※スペック表などを参考に背もたれのサイズと
ご自身の座高で確認してくださいね

購入後に解りますが実際に長時間使用すると
疲れ具合が違いますよ♪

6:アームレストについて

長時間のデスクワークで使用する場合は
必ずアームレストの付いた製品を選んでください。

ただし・・

頻繁に立ったり座ったりする仕事や
デスクの下に椅子をしまいたい方は
アームレスト無しをおすすめします。

アームレストの無い汎用タイプは価格が
安く設定されている場合が多く
ついつい予算を考え選んでしまう方も
いらっしゃいますが、デスクワーク中心の
方にはアームレスト付きをおすすめします。

購入者の評判やレビューなどを調べると
アームレスト無しを選んで後悔している
方を見かけます・・

椅子などの耐久性のある品は返品や交換が
できないのが通例なので気をつけてくださいね♪

7:付加価値(デザイン性や品質)について

デザイン性については好き嫌いがあり
一概には言えませんが・・

例えばアーロンチェアの様に
ニューヨークの近代美術館(moma)に所蔵
されるほどのデザイン性や人間工学に基づいた
機能性が評価されている製品もあります。

更には・・

最新の技術で作られたメッシュ生地を
使っていたり脚の部分の仕上げにこだわったり
メーカーによって様々な工夫がありますので
予算に合わせて付加価値を考慮してください

※樹脂製の脚は軽量ですが安定性に欠けますし
また見た目にもチープなのでおすすめしません(-.-;)

7の付加価値(デザイン性や品質)を
個人的に結論付けるとしたら・・

椅子はインテリアの一部として考えて
デザイン性の優れたものをおすすめします。

精神的にも良い気がしますしオフィスのムード
にも良い影響を与えてくれますよ・・

次回は

座面の深さ(奥行き)なども含めて
自分にあったサイズの求め方を具体的に
まとめてみますので是非参考にしてください。

 

 

 

 

 

 

 

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